第18回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞作品。
Mimizのメンバー福島諭の解説&楽譜付きCDRのシリーズ第6弾。今回は2013年、福島諭により作曲された《patrinia yellow》。同封の楽譜には詳細な解説が書かれている。CDRには《patrinia yellow》の初演の演奏を収録している他、《patrinia yellow》のシミュレーション・バージョンや音素材を過密に再構成した楽曲も収録されている。演奏はクラリネット奏者の鈴木生子。
(以下楽曲の解説ノートより)
【CDR】(収録曲)
Track1 《patrinia yellow》(simulation) (10:40)
Track2 STOMA (06:16)
Track3 《patrinia yellow》(Live Recording) Oct.29,2013 (10:52)
Track4 DEEPLY_ROOTED (07:36)
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人が花に美しさを感じるのはなぜか。私はそれを説明する事ができない。
また同様に、音楽の美しさを説明するのも難しい。大概は説明など意味を成さない瞬間にそれは迫ってくるからだ。植物は生きている。確かに存在し、美しさを留めている具体的な対象として、音楽とはまた違う力強さを感じている。そこにある構造美を音楽の中で組み立てられないかと考えていた。(解説より)
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Private CD-R 2014