カラー写真の初期の提唱者であるジョエル・マイヤーウィッツは、何世代ものアーティストに影響を与え続けてると共に、58年間にわたり、刻々と変化するアメリカの社会情勢を記録してきました。 1960年代後半、マイヤーウィッツはモノクロームとカラーの2台のカメラを持ち歩いていました。アメリカのファインアート写真家たちが、いつ、どのように、そしてなぜ、ギャラリーのシステムの中で珍重されていたモノクローム写真から、休日にスナップする人のものとみなされていたカラー写真に切り替えたのかについては、多くの議論があります。

本書でマイヤーウィッツは、写真家として駆け出しの頃、本格的な写真家は白黒写真を撮るものだと聞かされたときのことを語っています。しかし、「世界はカラーなのに、なぜだろう？」と彼は問いかけたのです。

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Thames & Hudson 2023年刊行 テキスト: 英語
サイズ: 216×172mm ソフトカバー 194ページ
ISBN: 9780500297896