みみづは2002年12月、IAMASにて同スタジオに所属していた鈴木悦久、飛谷謙介、福島諭の3名によって結成された。コ ンピューターを用いたリアルタイム音響処理を用いることにより、セッションにおける新たな可能性を探りつつライブ活動を続けている。今回のCDRはみみづの初期の活動にて残されていた音源を使って再構成された。当時は鈴木悦久のドラムスまたはパーカッション、飛谷謙介の高周波とノイズを軸にした音響処理、福島諭のサンプリングした具体音の加工音響処理といった様子で、2台のコンピューターと1つのリズム隊という編成であった。内容はそれぞれ各人の趣味やバックグラウンドが現在よりも直接的にぶつかっており、洗練に向かう前の荒削りな衝動に満ちている。そのほとんどは現在のみみづが選ばなかった音響であるが、発表の都度到達した実験音響の標本集。初回パッケージは30枚の限定。
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