79年、京都生まれ。愛媛出身、東京在住。07年『PENGUIN CAFE ORCHESTRA -tribute-』(commmons × 333DISCS)に参加。10年、文筆家・甲斐みのりが恵文社(京都)で行った「甘いノスタルジア」展のためのBGMが、『LONG DAY』(Loule) として発売される。普段は、05年より東京・西荻窪にて器と雑貨の店「FALL(フォール)」を経営。
TERUOKI MISHINA / OFF SEASONに寄せて
プロンプトン墓地
水脈
マルコ・ポーロ
貝殻 ....
タイトルを眺めてるだけで音が聴こえてくる
(良くないはずがない)
聴いてない時でも僕らを包む音の風景はいつもここにある
-伊藤ゴロー
寂とした震えで満たされた
器のなか
撹拌され舞い上がり
再びゆっくりと
沈降する
憶いの澱
-小林和人 [Roundabout / OUTBOUND 店主]
まだ少年のような好奇心といたずらっぽさと
少しの影を抱えた青年が、旅に出て。
不慣れな町を歩き、見知らぬ人の会話に耳を傾け
暗い町の、薄暗い宿のベッドで
ちょっと難しそうな本を広げたまま、眠りにつく。
特別なにも起こりもせず、またいつもの毎日に帰る物語。
昼間のシーンはなくて、あるのは夜だけ。
そんな、とびきりポエティックでロマンチックな映画の、
サウンドトラックに聴こえました。
もちろん監督も主役も、三品さん。
-甲斐みのり
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