ベルリン、ドイツのジャーナリストとしてキャリアをスタートさせた写真家フランク・ローテ(1972~)がウクライナのクリミア半島のサマーキャンプの学生らを撮影した写真集。 東ベルリンで育ったローテは自らが少年時代に参加したArtekのサマーキャンプキャンプを20年後に訪れ、彼が探していた”東の新世代（ 作者が“Running through the wind” と名付けた西と東のどちらにも属していない世代）”とも言える若者たちと出会う。自身のもう存在しない人生の期間へと旅行とも言える本書は、自然光のみを使用して撮影された明るく爽やかな色彩にかすかな郷愁が漂う素敵な一冊となっています。

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Le Caillou Bleu 2007年刊行　テキスト 仏語/英語
サイズ 縦243×横177 厚さ15mm　ハードカバー 84ページ