リスボン生まれの写真家Antonio Julio Duarteの写真集。夜になり人間が消えたマカオのカジノのロビーを10年にわたり撮影した本書は、異様なまでにゴージャスな東洋的な内装を静謐な空気感が包み込み、まるで迷宮に迷い込んだような感覚を引き起す。タイトルにある”White Noise”は西洋と東洋の狭間とも言うべきマカオというに現れた奇妙な建造物が見せる奇妙な浮遊感と違和感を象徴しているようです。
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>Pierre von Kleist Editions
Pierre von Kleist Editions 2011年刊行 テキスト英語
サイズ縦300×横300 厚さ12mm ハードカバー 78ページ