「5」からカウントダウン形式で発刊してきたタブロイドシリーズ「0」では、ドキュメンタリー、コマ―シャル、アートの垣根を飛び越え、幅広い活動を繰り広げている写真家、若木信吾をフィーチャーしました。若木の生まれ育った浜松市の鴨江アートセンターで、2015年10月10日(土)から開催される「若木信吾写真展XX」にあわせて刊行いたします。
1997年に出版された初めての作品集「Let’s go for a drive」以来、原点であり代表作となる自身の祖父を10年間撮り続けた「Takuji」、幼なじみの日常生活を撮影した「英ちゃん弘ちゃん」など、ドキュメンタリー的手法を駆使し、見る人に深い印象を残すポートレイトを発表してきました。
これまでに出版された17冊の作品集を紹介しながら、「出会っては撮る」ことで積み重ねてきた若木の20年のキャリアをひもときます。
>石川直樹
>Slant
Slant 2013年刊行
サイズ 縦408×横273mm タブロイド形式 24ページ