ステファン・マルクスによる、ドローイング旅行記シリーズからの新作。今回は、2012年、長期に渡って滞在していたニューヨークがテーマ。人々、町の風景など、すこし不思議な日常の一幕を、彼らしいユーモアを交えてサッと描き出す。地下鉄で紙切れに描かれたもの、信号待ちの最中に手早く描かれたものなど、状況はさまざまながら、どれも一瞬のうちに目の前で起きたことを、まるでスナップショットを撮るかのようにペンで記録する。シンプルなラインドローイングながらも、街の賑やかさ、華やかさが伝わってくる。
ペーパーバッグサイズのコンパクトな書籍は、156ページのずっしり感。Nievesからの出版物は、これで16冊目。長い間で培われた信頼関係を見て取れる、安定したクオリティーも魅力的。
>Stefan Marx
Nieves 2013年刊行 テキスト英語
サイズ縦172×横11mm ソフトカバー156ページ
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