アメリカの写真家アレック・ソスが26歳の頃に撮りめていた写真をまとめた一冊。その頃の彼は現在のような有名な写真家ではなく、ドラックストアの中の白黒写真の現像サービスで働く1人の孤独な青年だった。一見幸せそうに見える家族の写真をプリントし続ける惨めな日々。やがて自分の作品を撮りはじめた彼は自分の原点とも言えるその暗室で、夜中に写真を焼き始める。本書では構図などでも現在のアレック・ソスの写真に通じる部分を既に確認することができ、そして専らテーマとして郊外や社会の周辺部を生きる人々を取上げるこれまでの作品、その原点を見ることができる一冊となっている。
>Alec Soth
>Kominek Books
Kominek Books 2012年刊行 テキスト英語
サイズ縦283×横200 厚さ10mm ハードカバー 56ページ
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