スペイン発、2008年に創刊した年二回刊行のインテリア雑誌『Apartamento』。第34号の表紙は、ブリュッセルを拠点に活動するデザイン集団「エスパス・アイゴ（Espace Aygo）」と、月面のような風景が浮かぶ彼らの住居が飾る。スイス・ペイエルン出身、パリを拠点として活動するフォトグラファー、リー・ウェイ・スウィー（Lee Wei Swee）が撮影したこの表紙は、新年早々の取り壊しが決まっているスペースへのエレジー（哀歌）であり、この4人によるデザインと介入を紹介するものである。哲学者のエマヌエーレ・コッチャ（Emanuele Coccia）がテキストを寄稿。

特集：エスパス・アイゴ、ロナン・ブルレック（Ronan Bouroullec）、ローズ・ワイリー（Rose Wylie）、アゴスト・マチャド（Agosto Machado）、ミヤコ・ベリッツィ（Miyako Bellizzi）、サグ・ナポリ（SAGG Napoli）、ジェーン・ディクソン（Jane Dickson）、ルカ・ロ・ピント（Luca Lo Pinto）、ゲイリー・シュナイダー（Gary Schneider）＆ジョン・アードマン（John Erdman）、 セレステ（Celeste）、ベカ・リップスコーム（Beca Lipscombe）、エドガルド・ヒメネス（Edgardo Giménez）、モリー・マニング・ウォーカー（Molly Manning Walker）、ダニー・フォックス（Danny Fox）、ベサン・ローラ・ウッド（Bethan Laura Wood）、トーベ・ヤンソン（Tove Marika Jansson）、オリビア・ラング（Olivia Laing）

ほか寄稿：フィービー・チェン（Phoebe Chen）、ワーレイ・アインラ（Wale Ayinla）、ジャニカ・オザ（Janika Oza）、シーア・マクラクラン（Thea McLachlan）、ミゲル・アンヘル・エルナンデス（Miguel Ángel Hernández）/ 訳：フィオン・ペッチ（Fionn Petch）、クラウディア・（ドゥラスタンティ（Claudia Durastanti）、 エレナ・サアベドラ・バックリー（Elena Saavedra Buckley）、マリア・ジュディッテ・デ・カルヴァーリョ（Maria Judite de Carvalho）/ 訳：マーガレット・ジュル・コスタ（Margaret Jull Costa）、アレハンドロ・サンブラ（Alejandro Zambra）/ 訳：メーガン・マクダウェル）によるショート・ストーリー「The Kid with No Dad」