"mimiZ"のメンバー福島諭のソロ作品が入荷しました。楽譜と解説が記載された16ページの冊子付きです。
<本人による解説>
2008年より作曲家/演奏家の濱地潤一さんと「サックスとコンピュータ のための室内楽」を作ろうと準備を進めています。2009年 5月に完成した《Amorphous ring I》は、こうした対話の中から 生まれました。《Amorphous ring I》を作曲するにあたっては、一つの旋律から どのような響きを引き出せるのかという興味がまず大きくありました。 そしてさらに、それをリアルタイム・プロセッシングによってどのよう に実現できるのかということについて考えました。
同封されているミニチュア・スコアには楽譜、楽曲の解説、コンピュー タ処理の仕組みなどをまとめてあります。
作品の性質上、演奏を実際に聴いてもらうほうが好ましいのですが、CD- Rにはシミュレーション・バージョンを1曲収録しました。ソプラノ・ サックスの旋律の演奏は濱地潤一さんです。またその音源を極度に加工して再構成した《 KUMINAOS 》シリー ズも3曲収録しました。
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