石内都が写真家としての原点となる作品で構成された本書は、 後の『絶唱、横須賀ストーリー』や『連夜の街』の片鱗を示しつつ、 衒いのないストレートなイメージに、純粋なまなざしの感性が内包されていることに気付く。
「改めて1975年当時の写真を目の前にすると、なつかしさや思い出というセンチメンタルな感情はまったくなく、 今でも写真を撮っている現実と時間の長さや奥行が不思議な存在として感じられる」(あとがきより)
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蒼穹舎 2018年刊行 テキスト日本語/英語
サイズ 縦225×横225mm ハードカバー 58ページ サイン入り
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