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The Ramble, NYC 1969
Arthur Tress


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Stanley/Barker

1969年、アーサー・トレスはカメラを携えてランブルを散策し始めた。ランブルはセントラルパークの草木が生い茂る一角で、19世紀に絵のように美しい森として設計されたものの、1960年代後半には荒れ果て、都会の真ん中にありながら、ニューヨークで最も有名なゲイ男性の屋外の出会いの場となっていた。

トレスは1年余りの間、何度もランブルに足を運び、クルージングの日常的な様子を記録し続けた。そして、自然環境における屋外クルージングを記録した、現存する最古の写真記録として認められる作品群を生み出した。

彼の写真には、ランブルを行き交う男性たちの流れが写し出されている。遠くから捉えたものもあれば、ポーズをとったり、さりげなく演出された小さな場面を捉えたものもある。彼はこれらの写真を単なる記録としてではなく、一種のゲイの静物画、寓話であり夢でもあるものとして捉えていた。

長らく日の目を見ることのなかった『ザ・ランブル』は、今やニューヨークのクィア史における重要な作品として、民族誌的要素と幻想的要素を併せ持つものとして評価されている。50年以上の時を経て、この作品は、身体、憧れ、そして隠された場所が互いにどのように影響し合うのかという静かな視点を共有する、新世代のクィア・ランドスケープ・プロジェクトと肩を並べる存在となっている。

美術史家ジャクソン・デイヴィドウによるエッセイを収録した本書は、この貴重なアーカイブを初めて出版するものであり、隠された世界、都市の片隅、そして木々の間で自己を探求するアーティストの姿を捉えた初期の記録である。
Stanley/Barker 2026刊行 テキスト: 英語
サイズ: 310mm×310mm ハードカバー 112ページ
  • 13,200円(税込)



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