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岡田嘉夫——綺想の絵師
岡田嘉夫 | Yoshio Okada

現代の浮世絵師と称される画家・岡田嘉夫は、絵筆をもって多くの分野の作家と共作してきた。今回制作する『岡田嘉夫——綺想の絵師』は、画家・岡田嘉夫の作品600点を鮮明に美しく紹介する作品集。『十二国記』の挿絵画家でありマンガ『BEAST of EAST』の作者でもある山田章博氏が推薦!

【岡田嘉夫・・・綺想の繪師】
「〈岡田芸術〉とは、低俗に堕する一歩、半歩手前に踏みとどまっての曲技のみごとさなのです」と、デビュー展を観た岩田専太郎を感嘆させた岡田嘉夫。美人画家の系譜を受け継ぎながら、現代の官能を表現する絵師として独自の世界を構築してきました。

その多くは、田辺聖子、橋本治をはじめとする小説家との共作による源氏物語等の古典や歌舞伎、あるいはエキゾチックな奇譚をテーマにした絵物語形式の書籍や版画作品として遺されています。岡田は多岐にわたる作品群を網羅した自身の集大成となるべき作品集を計画しながら、果たせないまま2021年に死去。その死を惜しむファンや友人達とともに、岡田の意志を継ぐべく作品集の出版を進めています。
岡田嘉夫展 実行委員会 2024刊行
サイズ: 215×150mm 280ページ
  • 6,600円(税込)