イアン・ハワースはペルー生まれ、現在はイギリスのブライトンを拠点に活動している写真家です。幼少期に様々な場所で暮らした経験を持つイアンの作品は、父親と一緒にイギリスを訪れていた少年時代のノスタルジーを解き放つものです。彼の目は、イギリスの海辺の町やその周辺にある、時にキッチュなオリジナリティにポジティブに惹きつけられているのです。 本書は、”Arcadia”、 ”In Passing”に続く3冊目のモノグラフ。アイデンティティをテーマに探求を続ける作家が現代のイギリスと自身の個人的な物語との類似性を描いています。

「私は身近なもの、つまり、毎日いつもそこにあるのになぜか無視され、吟味されないものを追い求めます。変化する色調、建物、構造物、標識を通してイギリスを探索し、イギリスが私にとって休暇の目的地に過ぎなかった幼い頃の記憶に戻ろうと試みるのです。」
-イアン・ハワース

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Setanta Books 2023年刊行 テキスト: 英語
サイズ: 280×240mm ハードカバー 156ページ