オランダの写真家ヘンク・ヴィルスフートによる写真集。本書は難民と移民の生活に関する三部作の最後の一冊で、荒れ果てたキャンプの地で植物を育てることに希望、慰め、尊厳を見いだす多くの難民キャンプの住民に焦点を当てている。 これらのミニチュアガーデンは、多くの場合、花が植えられたほんの数個のブリキ缶や、一握りの種が狭い土壌で芽を出すのに苦労しているスペースにすぎないが、過酷な環境に根を張り成長し続ける植物は難民達の永住の地への憧れを象徴しているようにも見える。 チュニジア、ヨルダン、レバノンの難民キャンプにて撮影された写真を収録。
>Henk Wildschut
Henk Wildschut 2019年刊行 テキスト: 英語
サイズ縦230×横190mm ソフトカバー 160ページ