思想の形態を擬人化した立体作品と、詩的なドローイング作品で知られるオランダの作家、ヘンク・フィシュによるアーティストブック。ドローイング作品約40点と、親交の深い作家とのメールの交換書簡を収めた本著は、実際の作品とほぼ同じサイズで作られている。独特な登場人物やサイケデリックな図像を特徴とするドローイングは、存在と非存在の境界線を問いかけ、フィシュは描き出されたその内容を「目を閉じてでも描ける類のもの、接触の感触そのものを象徴しているとも言える」と語る。メールのの交換相手は日本人作家・奈良美智。2人の作品と思い出を通じて、記憶、時間、場所性への問いかけが交わされる。とじ込み冊子として、2018年5月に開催した「At the edged of the cultivated land 耕された土地の端で」展で展示された、彫刻作品の図録を同封。日英2ヶ国語。
>Henk Visch
>WAKO WORKS OF ART
Wako Works of Art 2018年刊行 テキスト: 英語/日本語
サイズ縦210×横140mm ソフトカバー 56ページ
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