本作には、ライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続き、水面を主題とするシリーズ「水鏡」の最新作を含めた46点が纏められています。写真というメディアについての深い考察と「見ること」への問いを続けてきた鈴木の作品の魅力が凝縮された本作は、読者をいままで見たことのない知覚の旅へと誘います。巻末には、美術評論家、光田ゆりによる寄稿を日・英併記にて収録。
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Case Publishing 2017年刊行
サイズ縦260×横330mm ハードカバー 112ページ