マイケル・デウィック（1957-）はニューヨーク州生まれ。長年広告業界で活躍した後、40代で写真家に転身。ロングアイランドの漁村モントークの消え行く地元サーフィン文化をドキュメントした「The End: Montauk, N.Y.（ジ・エンド・モントーク、N.Y.）｣シリーズで2002年にデビューします。同時多発テロ後に自信を失っていたアメリカ人は、古きよき時代の気分が凝縮された彼の作品に魅了されます。2004 年に刊行された同名の写真集は発売後わずか数週間で 5000 部を完売したという伝説の写真集です。
今回発売される10周年記念 増補版版は2004年のオリジナルが忠実に再現されて制作されています。中身は約50ページ増えるとともに、未発表約85点が追加収録されています。また作家本人とともに、彼の友人のピーター・ビアードによる新たなエッセーも収録。今春にコレクター向けのオリジナルプリント付アートエディションが先行販売されましたが、こちらは待望の普及版です。
>Michael Dweck
Ditch Plains Press 2016刊行 テキスト: 英語
サイズ 縦355×横279mm ハードカバー 226ページ
