40年に亘る沖縄とのかかわりの中で、今回はフィルム時代に撮影した物を中心に写真集を編んだ。 長い時を経て光の化石となった膨大なネガに向き合うと、視えないものを見ようともがいていた時代の記憶が瞬時に蘇る。 「沖縄幻視行」は、37年前に発表した当時のタイトルだが、「写真になったものを通して他者に伝えるコミュニケーション」が 写真行為だとすれば、変貌を続ける沖縄の状況に向き合っていく時の意識の底で持ち続ける言葉と信じている。 (あとがきより)
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蒼穹舎 2015年刊行 テキスト日本語/英語
サイズ 縦263×横230mm ハードカバー 96ページ
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