本書が刊行された96年には、BECKのセカンドアルバム「Odelay」のジャケ(表紙ではなく、インナーで)にも参加しているManuel Ocampo (マヌエル・オカンポ)の作品集。反キリスト的なモチーフが多く見られたり(ex.ゴキブリが崇められてるー!)、独特の土着的な感じやグラフィティっぽい感じがなんとなく南米を思わせるので、メキシコあたりの作家かと勝手に思っていましたが、フィリピン出身のアーティストでした。しかも65年生まれと意外に若い!この本が出版された年には、まだ30代になったばかりだったというのにも驚き。凄まじく強烈な作風、ものすごいエネルギーです。翌97年には
「Heridas De LA Lengua」という作品集も出版されています。
[SOLD OUT]
Hardy Marks Publications1996年刊行 テキスト英語
サイズ縦305×横230厚さ9mm ソフトカバー 95ページ