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Union Issue #6 (COVER 1)

スタイリストの百々千晴とHIROYUKI KUBOの2人による新感覚のファッション誌「Union」の第6号。

Mark Steinmetz
本誌初登場となる写真家マーク・スタインメッツ。MOMAやホイットニー美術館等数々の美術館にも作品が所蔵されていることで知られる彼が、この夏に訪れそのレンズを通してみたヨーロッパの風 景。そこには美しくも儚い一瞬の奇跡がモノクロームで収められ、珠玉のストーリーが広がっている。

Svetlana and Sousan
2014夏。ストックホルム。CélineやDior、Hykeなど洗練とモダンをテーマにアンダース・エドストロームが撮りおろす。これはまさに本物と呼ぶにふさわしい本当に素晴らしい写真、究極の洗練。

Simplicity
荒木経惟×太田莉奈がDiorを纏う。Raf Simonsが生み出す力強く都会的なシルエットにアラーキーが生み出す圧倒的なその写真。モダンとロマンチックが共存する新しい女性像を私たちに見せてくれた。

One Day in Tokyo
いつも見ている景色も、視点が変わればそれらは大きく違う価値観をもって映し出される。パリをベースに活躍するOla Rindalが見たこの夏のTokyoは、これからもずっと心に美しく透き通っていくのだ。

Timeless
Lara Mullen by Clare Shilland。上質でいて シンプルそして普遍的なものは、性別も国境も時代も美しく通り透かす。決して高価なものが良いのではなく、質の良い物を見極めそれらを長く愛用していく事が大切なのです。厳選されたSaint LaurentやGivenchyの美しいアイテムの数々は、まさにタイムレス。

Some Other Time
ポスト・ライアン・マッギンレーとも呼び名の高い写真家Théo Gosselin。昨年出した写真集も即完売する等今最 も注目される写真家のひとり。今夏アメリカ西部にロードトリップに訪れた美しい写真の数々。淡くも力強いエネルギーに溢れた青春がここにある。

Somewhere in London
注目の写真家奥山由之が今回訪れたのはロンドン。彼のレンズを通してみると、ロンドンはいつになく躍動していてそれはやはり美しかった。

Hinding from the Light;
フィンランドからはAnni Leppala。アーティスティックで知的な作品はいつ見ても美しい。光と闇に閉じ込められ たメランコリックな作品は、過去と未来を行ったり来たりして織りなす不完全な意識の情景。気がつくと彼女が 創りだすこの永遠の一瞬に、皆いつの間にか心引かれてしまっているのだ。
Union Publishing
  • 1,627円(税込)