アメリカ人フォトグラファー Rosalind Fox Solomon(ロザリンド・フォックス・ソロモン)の作品集。2010年から1年間、イスラエルとヨルダン川西岸地区をローカルバスで縦断し、人種と宗教、民族と領域の問題に翻弄される人々の生活を群像的に収めた作品を収録。作者が体感した緊張と圧力を不協和音的なイメージの連なりで表現。滞在中に作者がノートに記録した、時に愉快で時に恐ろしい現地の人々の会話を本書内に収録し、彼らの混沌とした生活の臨場感伝わる内容となっている。本作はパレスチナ自治区が直面している複雑さを12名の世界的写真家達の目を通して検証するプロジェクト「This Place」の中で制作された。
>Rosalind Fox Solomon
>Mack Books
Mack 2014年刊行 テキスト英語
サイズ 縦215×横165mm ハードカバー 144ページ