金沢21世紀美術館で大好評開催中! 国内外13組の作家による新たな知覚の目覚め。
内臓は太古からの生命の記憶・リズムが封入された器官と解剖学者の三木成夫(1925-87)は説き、我々の行動や感覚、こころの働きに及ぶ鋭い考察によって各方面に大きな影響を与えました。この視点に学び、絵画や彫刻、写真、映像、絵本、建築、インスタレーション、パフォーマンスなどの作品において、原初的な身体性と絡む感覚や意識、情動、あるいは身体の内軸である内臓と密やかに共鳴する自然の生命記憶を意識的/無意識的に捉え、浮かび上がらせている作家を集成。内なる声を響かせ、「いまの此処」に「かつての彼処」を見てとる充実の作品集。
〜掲載作家〜
ルイーズ・ブルジョワ、長新太、ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ、加藤泉、草間彌生、アナ・メンディエータ、中川幸夫、サスキア・オルドウォーバース、オル太、ピピロッティ・リスト、志賀理江子、ビル・ヴィオラ、渡辺菊眞
〜テキスト〜
「内臓というこだまに呼ばれて」今福龍太
「響け、内なる声よ 聴け、『遠くて近い声』を」吉岡恵美子
>志賀理江子
>赤々舎
赤々舎 2013年刊行 テキスト日本語/英語
サイズ 縦242×横242 厚さ14mm ソフトカバー 116ページ