人生はビーチにあり!
マーティン・パー、最高の自信作。ビーチライフに息づく習慣や伝統から、たわいない時間の大切さが伝わってくる。しかもビーチバッグにぴったり!
私が何十年も撮りためたビーチの写真は、日光浴する人たちの寝顔、勝手気ままに飛び込む海水浴客、ピクニックの場所を探して果てしない砂浜を歩く姿など、ビーチに残る古き良き伝統を記録している。(中略)ビーチで必ず見かけるのが物売り、これは世界共通だ。ブライトンのアイスクリーム、インドのリゾート地ゴアの耳かき屋、チリの魚の丸焼き、中国の麺料理 ---- 露天商にはうってつけの場所なのだ。ビーチに行くだけで、その国の事情が見えてくる。文化を超えて、たわいない日常やその国のもっている国民性に気づくことができる稀有な公共空間、それがビーチである。
---- マーティンパー
Artist Information
1952年、イギリス、サリー州エプソン生まれ。 マンチェスター大学で写真を学び、卒業後の1975年よりダブリンの芸術大学をはじめ英国各地で教鞭をとる。ニューカラーの旗手と評され、そのユニークな カラー写真には社会を見つめる独特のセンスが現れている。1988年よりマグナムに参加、現在は正会員。写真展へ取り組みも早く、1974年から英国はも とより、アメリカ、ヨーロッパ、日本、中国などで開催。多数の作品がニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、パリ、ロンドン、東京など多数の美術館 にコレクションされている。現在活躍しているドキュメンタリー・フォトグラファーの中で最も有名な一人であると同時に、世界屈指の写真 集コレクターでもあり、アートフォトブック分野の専門家としても知られている。
>Martin Parr
>赤々舎
赤々舎 2013年刊行 テキスト日本語
サイズ 縦160×横215 厚さ14mm ハードカバー 124ページ
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