スペインの写真家クリスティーナ・ヌニェスの写真集。麻薬中毒者/売春婦であった過去という個人的な問題を克服するためセルフポートレートを現在まで30年以上に渡って撮り続けている。この作業は自らの過去の意味を理解するとともに、内面の痛みを和らげ自らを発見する治療にも繋がっており、現在ではミラノの刑務所などでも彼女のユニークな自画像療法によるワークショップが開催されている。本書では自らの美しい姿から醜い姿、そして父親や母親、娘や夫など古い写真やその家族自身が撮影したセルフポートレートまでを収録。個人のルーツや記憶が形作る自画像は、まるで見る者に存在の意味を問いかけてくるかのようです。
>Le Caillou Bleu
Le Caillou Bleu 2012年刊行 テキスト 仏語
サイズ 縦252×横198 厚さ12mm ハードカバー 80ページ
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