ドイツの写真家アミラ・フリッツ(1979~)の作品集。
ローゼンハイムの田舎で生まれ育ったフリッツは自身のルーツである農村への魅惑的なオマージュを制作した。花はその審美的な美しさのためだけに存在するわけではなく、ライラックは若さと受容、ペチュニアは怒りと憤り、カーネーションは魅了された魂といったように象徴的な意味に使用することができる。本書では花束で顔を隠すことにより被写体のペルソナを深く掘り下げることに成功。風景と象徴性、そして写真技術によって巧妙に造られた美しいコレクションとなっています。
>Amira Fritz
>b.frank books
b.frank books 2012年刊行 テキスト独語/英語
サイズ縦225×横193 厚さ13mm ハードカバー 46ページ