2010年のアルバム『Shoals』以来の2年振りに、坂本龍一も絶賛するニューヨークの人気サウンドアーティスト、テイラー・デュプリーがソロアルバムをリリース。
タイトルの『Faint』という言葉には「気が遠くなる」とか「おぼろげな」と言った意味。覚醒と眠りのほんのわずかな時間の現実をはっきりと認識できないでいる状態に出来るだけ長く浸っていたいという気持ちや重いまぶたを閉じて鼓動がゆっくりとなっていく感覚からインスパイヤーされて制作されたという本作。
ほんのりとメロディーを感じる淡く暖かなハーモニクスと、様々なテクスチャーのファウンドサウンドのエレクトロニクス、アコースティック楽器等のサウンドををデリケートに配置した、これぞテイラー・デュプリーと言わんばかりの非常にドリーミーで美しいアンビエント・アルバム。まどろみを覚えるような穏やかさはもちろん恍惚感や多幸感すら感じさせる、ミニマル・アンビエントの傑作です。
こちらの限定盤は、通常盤のCDに加え、ボーナスCD『Thaw (Reprise)』と、テイラーの自作35mmカメラで撮影した美しい写真のフォトカード12枚セットが納められたボックスエディション。限定500枚。
[SOLD OUT]
>Taylor Deupree
12k