オランダの写真家/ドキュメンタリーメーカーMarjoleine Boonstraが中央アジアを旅して撮影した写真にCéline Linssenがテキストを付けた一冊。
本書では、干ばつなども度々起こる中央アジアの荒涼たる風景を独特の構図と色彩感覚で切り取り、どこかある匿名のファンタジーランドの如く現前させている。切断された山羊の足の写真、蒸し暑く暗い室内や繊細な模様が施されたテキスタイルや建築など、見ものの想像力を刺激するイメージの数々は、“人々が最も不可能な状況でどのように生き延びることができるのか?”ということに魅了された作者の視線と重なりその美しさを際立たせている。
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>Van Zoetendaal
Van Zoetendaal 2012年刊行 テキスト 英語
サイズ縦299×横201 厚さ11mm ソフトカバー 120ページ