「Cell」という概念をもとに、先鋭的な彫刻・空間表現を展開する名和晃平の初の作品集は東京都現代美術館「シンセシス」展公式カタログとして刊行。全冊に一点一点異なるオリジナルドローイングピースを同封しており、こちらは一冊一冊違った模様をしています。DRAWING / GLUE / SCUM / PRISM / LIQUID / BEADS / OTHER WORKSまで作家によるカテゴリーごとの解説を扉に、展示風景、出展作品からここ10年の主要な作品までを収載。ビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど流動的な素材・メディアを情報社会における感覚や思考のメタファーとして扱い、デジタルとアナログの間を揺れ動く身体と知覚、感性のリアリティを表現しています。
>赤々舎
赤々舎 2011年刊行 テキスト日本語/英語
サイズ 縦285×横300 厚さ28mm ハードカバー240ページ+オリジナルドローイングピース