アメリカグラフィックデザインの開拓者とも言える、２０世紀を代表するデザイナーの一人Paul Rand (ポール・ランド 1914-1996)の作品集。妻のアン・ランドとの共作絵本「ちいさな1」「ことば」「ぼくはいろいろしってるよ」などでもお馴染み。シンプルで無駄のない洗練されたデザインと色彩は、まさにモダニズムの象徴とも言える。４００ページちかくにわたる本書の前半は、彼と関わったデザイナーや、彼の作品を愛する様々な人々たちのエッセイやトリビュート、ダイアローグで構成されており、後半はフルカラーの作品集で、ポスター、展覧会写真、パッケージデザイン、装丁、絵本などなど多数収録。その上なんとポール・ランドの仕事場までを紹介している。これがまた、ため息のつくような部屋！巻末は、時代背景をなぞりつつ、簡潔なバイオグラフィーとなっています。
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The Center For Art and Visual Culture University of Maryland Baltimore Country Baltimore Maryland 2003年刊行　テキスト英語
サイズ縦230×横155　ソフトカバー　392ページ