その独特のタッチと浮世絵や春画を彷彿させるような作風で海外でもカルト的な人気を持つ、漫画家・画家の佐伯俊男の画集。70年代後半〜90年代初期のエロティックなカラー・モノクロ作品が収録されており、注目すべきは、着色前のモノクロ作品に対する、佐伯直筆の色指定などが記載されているトレーシングペーパーのページもあること。これによって、どのような着色工程を経てこれらのチント印刷作品が生まれたのかが分かる内容となっています。もちろんカラー作品も多数収録されており、原画とほぼ同サイズという本書は、かなりな大判で迫力があります。
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>佐伯俊男
Last Gasp 2010年刊行 テキスト英語
サイズ 縦377×横305 厚さ14mm ハードカバー 56ページ