ライターが無かった頃や今ほど普及していない時代には、マッチ箱は火をつける道具としては勿論、どの家庭にもあることを生かして、マッチラベルによる「広告」というもう一つの大きな役割がありました。そういった意味で、総数584点にも及ぶ本書のマッチラベルの数々は、絵柄やデザインを楽しむ以外に、工業化が進み始めた1800年代から第一次世界大戦の頃までの近代社会の様子を知る為のツールとしても使える興味深い1冊といえます。当時の社会の様子や流行などがマッチラベルから不思議と見えてきます。
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New Cavendish Books 2001年刊行　テキスト英語
サイズ縦210×横243 厚さ17ｍｍ　ソフトカバー　178ページ
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