▶ クリックして動画を見る
スイスのコミック・アーティスト兼イラストレーター、トーマス・オットは世界的に高い評価を得ており、多くの作品集に収録されているほか、映画化された作品もある。オットの黒より黒いスクレイパーボードの技法は、悪夢のような悲惨な物語を語りながら、映画を想起させる絵画的イディオムを組み合わせている。巧みに描かれたイメージは、物語の非言語的な性格と圧迫的なコントラストを形成している。本書は、雑誌『Strapazin』での処女作から、『Tales of Error』やその他の有名なコミック集、アニメーションや実写映画、さらにはインスタレーションのためのドローイングに至るまで、オットの多面的な作品を初めて調査したものである。
Christoph Merian 2025年刊行 テキスト: ドイツ語/英語
サイズ: 310×220mm ソフトカバー 148ページ
ISBN: 9783039690442