ジェイソン・リーの新しい写真集『TX｜CA 19』に掲載された、衰えゆくアメリカの風景を捉えた静かな写真は、2019年6月から7月にかけて、彼の故郷であるテキサス州からカリフォルニア州へのドライブで撮影された。これは、彼が同年9月に生まれ故郷の南カリフォルニアに戻る前の最後の写真撮影となった。

「これらのカラー写真の多くは、テキサス州ディケーターからカリフォルニアまでのハイウェイ287号線と40/66号線沿いとその周辺で撮影された。そのため、この『TX I CA 17』には、繰り返されるシーンが数多く登場する。しかし、今回のカリフォルニアでは、ハイウェイ40号線と10号線の間にあるロサンゼルスの東の砂漠で撮影し、そこで『17』のカリフォルニア編に掲載した写真の一部を撮影したにもかかわらず、カラーフィルムで露光しなかった。その代わり、今回のカリフォルニアの写真は、ロサンゼルスを出発した後、ハイウェイ14/395とハイウェイ6を北上して撮影したものだ。このルートはあまり通らないし、2年前も通らなかった。美しい田舎だ。そして偶然にも、2006年にアメリカの風景を撮り始めたとき、私が初めて道路から写真を撮ったのもこの辺りだった。」
- ジェイソン・リー

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Stanley/Barker 2024刊行 テキスト: 英語
サイズ: 254mm×254mm ソフトカバー 120ページ