1978年から1987年にかけて、イギリス人写真家デレク・リジャーズは、ロンドンの若者文化を余すところなく撮影した。スキンヘッズ、パンクス、ニュー・ロマンティックをクラブやストリートで撮影した彼の写真は、英国サブカルチャーの象徴的な10年間を定義するようになった。

現在絶版となっている写真集『78/87 London Youth』をベースにした本書は、リジャーズの膨大なアーカイヴの中から、未公開写真を含むまったく新しいセレクションを紹介するもので、美しく印刷され、特大サイズに製本されている。

どの写真も青春の試練と勝利への賛辞であり、パンクの絶頂期からアシッド・ハウスの誕生まで、1980年代イギリスのスタイルと文化の貴重な記録である。いくつかの作品は、モスクワ、アデレード、ビバリーヒルズ、ナショナル・ポートレート・ギャラリー、テート・ブリテン、サマーセット・ハウスなど、世界各地で展示されている。リジャーズはまた、サンローランやグッチなど数多くの大手ファッションブランドとコラボレーションしており、彼の写真は世界中の写真家、アーティスト、ファッションデザイナーにインスピレーションを与え続けている。

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ACC Art Books 2024年刊行 テキスト: 英語
サイズ: 340×240mm ハードカバー 176ページ
ISBN: 9781788842532