1980年代初頭、スニル・グプタはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに入学し、そこでカラーネガの現像設備を利用することができました。そして、アールズ・コート、キングス・ロード、ウェスト・エンドといったロンドンのゲイ・ライフの中心を目指し、街角に繰り出しました。

「ニューヨークのクリストファー・ストリートの経験を、今度はロンドンで、しかもカラーで繰り返したいと思っていた。しかし、そうはいかなかった。ゲイの生活が集中しているように見えても、独自の公共空間を作るほどには密集していなかったので、人と人との間に大きな隔たりがあるか、非常に混ざり合った人たちが群がっている状態になっていました。私は、ゲイだけを取り上げるのをやめ、移住者、有色人種、ゲイ男性、外出中の高齢者など、私の目に留まるもの全てに集中することにしたのです。」
- スニル グプタ

このシリーズは、グプタが過去の写真をアーカイブ化する過程で最近になって再浮上したもので、かつてロンドンの街を闊歩していたスローンズ、ニューロマンティック、年金生活者たちのカタログとなっています。

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Stanley/Barker 2021刊行 テキスト: 英語
サイズ: 縦200mm×横285mm ソフトカバー 124ページ
ISBN: 9781913288310