ロビー・ローレンス著『Blackwater River』の第2版。初版とはテキストが反転する部分が真逆となる、水鏡を連想させる新しいデザインで刊行。

アメリカ南東部の地図を見ると、ジョージア州東部を斜めに横切る245マイルのオジーシー川が、サバンナ市の南で湾曲して大西洋に注ぎ込んでいる。地元では「ブラックウォーター・リバー」と呼ばれ、そのゆっくりと流れる水は黒いガラスのようで、頭上の空や植物を映し出し、その下にある生命力のもつれを隠しています。

2017年11月、ロビー・ローレンスは、作家のサラ・パターソンを伴って、ジョージア州とサウスカロライナ州にまたがる沿岸地域で、オジーシー川が海に接する付近にあるローカントリーを訪れました。

『Blackwater River』は、ローカントリーでのローレンスの時間を、イメージと精神の両面から捉えています。一連の意味深い出会いと作者の抽象的な考察は、感動的なものもあれば残酷なものもありますが、いずれも忘れがたいものです。それぞれの瞬間は個々に重要であると同時に、全体としてはより大きく、より捉えどころのない真実を暗示しています。

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Stanley/Barker 2021刊行 第2版 テキスト: 英語
サイズ: 縦308mm×横245mm ハードカバー 104ページ