ナン・ゴールディン（1953年〜）の写真集。ゴールディンは、1980年代以降、一貫して親密で魅力的な写真を制作してきました。それらの写真は、人間関係、友情、アイデンティティーなどの個人的なストーリーを語ると同時に、さまざまな時代を記録し、時間の経過を明らかにしています。

本書では、『Still on Earth』（1997-2001年）、『57 Days』（2000年）、『Elements』（1995-2003年）などの新しいシリーズの写真を含む、ゴールディンの最新作の重要な作品を紹介しています。写真はテーマ別の章にまとめられ、その間にニック・ケイヴ、キャサリン・ランパート、クッキー・ミューラー、リチャード・プライスなど著名な作家によるテキスト、詩、歌詞が散りばめられています。本『『The Devil's Playground』は、1996年以来、ゴールディンの作品について出版された最初の大著であり、これまでの彼女の作品の中で最も重要なものです。

このモノグラフは、ゴールディンのインスピレーションの源と、現代の著名なアーティストとしての彼女の人生の両方を浮き彫りにしています。ワシントンDCに生まれ、ボストンで育ったゴールディンは、15歳のときに写真を撮り始めました。その後、ニューヨーク、バンコク、ベルリン、東京、パリに滞在し、現代の魅惑的な写真を表現した幅広い作品を生み出しています。

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Phaidon 2003年刊行 テキスト: 英語
サイズ: 縦300×横225mm ハードカバー 504ページ
ISBN: 9780714842233