現代ヨーロッパのグラフィックデザインの中心的存在であるウィム・クルーエル（1928-2019）は、文化と商業の両方の領域に適用される広範なデザイン活動を通じて、この分野の歴史に足跡を残してきました。その間、タイポグラフィ作品、ヴィジュアル・アイデンティティ、出版物、ポスター、展覧会の空間演出などを手がけてきました。

本書は、現在も若い世代に影響を与え続けているウィム・クルーエルの作品を、初めてフランス語で出版したものです。1950年代以降、モダニズムの伝統とポップのファンタジーを融合させたグラフィックデザインを展開し、その影響力は国境を越えて広がっています。

本書は、エマニュエル・ベラールとカトリーヌ・デ・スメットによる2つのテキストと、ウィム・クルーエルによる未発表のテキストを通じて、彼の仕事の多様性を証言するとともに、ビジュアル・アイデンティティ、出版、ポスターデザインに関する仕事を振り返るものです。

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Editions B42 2021年刊行 テキスト: 英語/フランス語
サイズ: 縦220×横170mm ソフトカバー 104ページ
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