1990年代から2000年代にかけて、レイモン・ドゥパルドンはは6×9インチのビューカメラを持ってフランスの農村を縦断しました。彼は、このような農村世界への興味と探求から、土地、人々、手作業、小規模農場の孤立と脆弱性、そしてフランスの田園の美しさを伝えるモノクロ写真を制作しました。

「これらの荒涼とした土地を耕すことに生きがいを感じていた男女は、差し迫った不可避の人口減少に先んじて、賢人、哲学者、英雄であった。この政治的、イデオロギー的なショックが私のプロジェクトの原動力となりました。」−レイモン・ドゥパルドン。

---

Fondation Cartier pour l'art contemporain 2020年刊行 テキスト: 英語/フランス語
サイズ: 縦350mm×横280mm ハードカバー 124ページ