1986年、アメリカ人アーティストのジュディス・ブラックは、グッゲンハイムフェローシップを授与され、4人の子供を連れて国中を旅する様子を記録しました。30年前にロバート・フランクがグッゲンハイムの資金援助を受けて行ったロードトリップとは異なり、ブラックのミッションはより親密なものでした。アメリカを記録するのではなく、自分の子供たちや友人、家族を撮影しながら国を横断することが目的だったのです。ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコなど、旅の途中でさまざまな場所に立ち寄っています。

その間、ブラックはミシガン州の山小屋に住む叔母を訪ねました。この山小屋は、子供の頃、故郷のイリノイ州スプリングフィールドの厳しい夏の暑さを避けるために、ブラックと家族が毎年8月に訪れていた場所です。そして、ブラックが7歳のとき、初めてブローニーカメラを購入した場所でもあります。

マサチューセッツに戻ってからも、休暇中の家族や友人の写真を撮り続け、さまざまな祝い事、誕生日、再会、誕生などを記録していきました。

"一枚一枚の写真には、素敵な思い出と歴史が詰まっています。- ジュディス・ブラック ”

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Stanley/Barker 2021刊行 テキスト: 英語
サイズ: 縦250mm×横250mm ハードカバー 128ページ