Approximate Joy
Christopher Anderson

国際的写真家集団「マグナム・フォト」正会員を務めるカナダ人フォトグラファー、クリストファー・アンダーソン(Christopher Anderson)の作品集。永久に続く改革の真っ只中にある現代中国の姿を捉えている。

「私は未来を見たことがあります。未来とは今この中国に他なりません。過去など必要としない。過去は消し去ることが出来る。ここでは新しい幸福が作りだされているのです。本当のことよりもずっと良い、喜びに似た何か、『approximation of joy』が。」− クリストファー・アンダーソン

至近距離で人物をクローズアップし、余白をぎりぎりまで切り落としたイメージには、あらゆる文脈が取り払われた親密な距離感が漂っている。人の顔を照らし出している人工の光を除いては、物理的な形の持つ官能的な情報を際立たせることに徹している。作者の写真は、他人の顔をじっと見つめてこの人は誰なのか、写真を撮られた時に何を考えていたのか想像を巡らすという不謹慎な喜びを味合わせてくれる。人がすることを記録するのではなく、むしろ繋がりや自己認識を追い求める行為そのものである。
>Christopher Anderson
>Stanley/Barker
Stanley/Barker 2018刊行 2版 テキスト: 英語
サイズ 縦309×横256mm ハードカバー 120ページ
  • 8,208円(税込)