国内外で活躍、先鋭派スチールパン奏者―町田良夫が、ポストフォーク・バンド―チンチのメンバーと結成したPOPなポストロックの突然変異!過去に大友良英、メタムキン、ジバン・ガスパリアン等が出演してきたセルビアの音楽祭「Ring Ring」で2003年に両者が共演して以来、温めていたアイディアをもとに、2006年春ベオグラードでレコーディング。
音響系/実験音楽のフィールドで活躍する町田良夫は、これまでSONAR TOKYO、ISEA2004、MAERZ MUSIK等、国内外の音楽祭に参加、ヨーロッパ・ツアーの際も度々セルビアを訪れ、ライブを行ってきた。
チンチは、ジョルジェ・イリッチ(ギター、ボーカル)とルカ・スタニサヴリェヴィッチ(ベース、ボーカル)、女性ボーカルのイレナ・ヴァニッチ、スルジャン・ストヤノヴィッチ(バイオリン)から成るセルビアのオルタナティブ・シーンを代表するバンドで、これまでアモルフォンから2枚のアルバムをリリース、鈴木惣一郎やS.レイモンド(コクトーツインズ)から賛辞されてきた。
本アルバムは、スティールパン、ギター、ベース、バイオリン、エレクトロニクスに、さわやかで透き通った癒し系男女のボーカルが特徴。美しいスチールパンのメロディー(tr1)、待ってる女の子の気持ちをユニークに歌った曲 (tr2)、月夜に活躍するヒーローの曲 (tr8)、バルカン民族音楽特有の11拍子にボコーダーを合わせた(tr9)、80年代のニューウェーブを彷彿とさせる(tr10)、おばあさんがおじいさんになってしまう?曲 (tr11)、など、センスが光る歌詞とサウンドが炸裂! 8bit、アコースティック、エレクトロ、キッチュからオーケスオラル、グランジまで・・・ 音響、ポスト・ロック、エレクトロニカ、アンサンブルのジャンルをクロスオーバー、ハンネ・ヒュッケルバーグ、Peter, Bjorn & Johnやヨ・ラ・テンゴ、Leaf、Morr Music系のテイストにも通ずる、珠玉のアルバム!
>町田良夫
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