1971年、第八回太陽賞を受賞し土田ヒロミの写真界への華々しいデビューを飾った「自閉空間」。その後「俗神」や「砂をかぞえる」「ヒロシマ」など、次々と代表作となる作品を発表し、土田は写真家として大成していったが、「自閉空間」はほとんど人の目に触れることはなく、知る人ぞ知る作品となっていった。この記念すべき処女作を土田が当時撮影したネガから再編集し、今回新たに写真集として生み出したのが本作。若き土田のエネルギー迸る渾身の作品群が約半世紀もの時を経て再び蘇る。
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Zen Foto Gallery 2018年刊行 テキスト: 日本語/英語
サイズ縦225×横264mm ソフトカバー 96ページ サイン入り