日本人写真家、野村恵子の作品集。
日本の最南端、美しい珊瑚礁の海に浮かぶ大小の島々、沖縄。古来から船の交易によって日本や他国と繋がりつつ、その独自の文化を開花させてきました。しかし、近代になって時代の波に翻弄され続け、第二次世界大戦では多くの庶民が命を落とし、戦後27年間はアメリカの占領下におかれ、現在も島内には巨大な米軍基地が存在しています。私の母方の先祖は代々何百年と、この島で生まれ死んでいきました。私の魂もこの島に引き寄せられています。今を生き、目前にある沖縄を写したいと思っています。
– 野村恵子
>野村恵子
>Pierre von Kleist Editions
Pierre von Kleist Editions 2017年刊行 テキスト英語
サイズ縦290×横210mm ソフトカバー 32ページ