パリを拠点に活動している写真家Estelle Hanania (エステル・ハナニア)の作品集。本書は2006年から2011年にかけて撮影された、スイス、フランス、イタリア、ブルガリア、オーストリアなどで行われたフォークロアーのドキュメントをまとめたもの。背景にはあえて道路や駐車場など地味なインフラを選択し、実際の動物やフェイクの毛などをまとった人々やオブジェを自然光で撮影している。不合理な現代社会を具体化したような独特の空気感が印象的な１冊となっています。
>Estelle Hanania
>Shelter Press
Shelter Press 2013年刊行 テキスト: フランス語/英語
サイズ縦247×横195mm ハードカバー 160ページ
